スリングの使い方を教えます
赤ちゃんの抱き方講座・ベビーヨガのクラスで、スリングの使い方を教えています。
弊社は、スリングの装着方法のみを教える講習会を行っていません。
日常の育児をサポートする道具としてのスリングの適切な使い方を指導しているのは、すべて、赤ちゃんをお母さんが素手で抱く方法を伝える「赤ちゃんの抱き方講座」や、日本古来の育児法にもとづく「ベビーヨガ」などを学び、伝えているインストラクターでもあります。
スリングはあくまで補助具であり、大切なのは、手のぬくもりを感じられる「素手の」抱っこやおんぶを伝えていくことです。そのため、弊社では、講師へ赤ちゃんのやわらか抱き方講座やベビーヨガのレッスンとともに、スリングの使い方をお伝えすることを推奨しています。
取り扱いをしているスリングは、京都の子育て支援を推進しているNPO子育てを楽しむ会で丁寧にひとつづつ愛情こめて丁寧につくられています。
抱っこ紐は、元来「子守帯(こもりおび)」と呼ばれ、赤ちゃんを外の世界の危険から守るものとして受け継がれてきました。便利さやお母さんへの負担を軽減するだけでなく、赤ちゃんを守りたいという気持ちをこめて、ひとつひとつ丁寧に作られたこだわりのスリングを使うことの意味…
スリングの正しい使い方を知って、安全で適切に、且つ、あたたかな気持ちで赤ちゃんを包み込んであげられるようにとの願いをこめて、活動を行っています。
赤ちゃんを「抱く」ということの意味を、もう一度考えなおしていかれることを願っています。
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スリングとは?スリングとは、一枚の布とリングで長さや形状を調節して、乳幼児を抱っこする道具です。古くから使われている道具で、構造もシンプルなこと、子供の成長やシーンによって、赤ちゃんを包む部分の布のたわみ具合を調節して使うことができるため、適切な道具を選び、うまく使いこなすことができれば、新生児から3歳頃まで使うことができる。布一枚で包んでいるため、自然に両手を添えて使うことから、赤ちゃんに安心感を与えるといわれています。 リングスリング: そのほか、ポーチ型、ラップ型など様々なタイプがあります。
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どんな先生が教えてくれるの?
ベビーヨガおよび赤ちゃんの抱き方講座の講師へ、スリング講習会を行い、指導スキルが一定の基準に満ちていないと、弊社では、スリングの取り扱いおよび指導を行うことはできません。
スリングの使い方のみならず、赤ちゃんへの適切なふれかたや抱っこの仕方、赤ちゃんの発達やお母さんの身体の状態やライフスタイルにあった抱っこ紐の選び方のアドバイスなどを包括的に行えることに重きをおいています。お住いのエリアや講師名から検索することができますので、みなさまの地域の先生を探してみてください。
スリング取扱講師一覧
子育てを楽しむ会オリジナルスリングを取扱いしている講師を紹介いたします(リンク先に掲載)
Message…
スリング製作元 NPO法人子育てを楽しむ会より
今回、当会のスリングをベビーヨガアソシエイトの講師の皆さまを通して、多くのお母さんたちの元へお届けできること、とても嬉しく思っています。
十数年前、日本でスリングがブームになった頃がありました。
使い方がわからないけど、買ったり貰ったりしたスリングに赤ちゃんを入れて「赤ちゃんのひろば」事業に参加をされる方たちを見て「安全な使い方・心地よい使い方をお伝えしたい」と思っていたところ、本当にうまくスリングを使いこなしていて、人にも使い方を教えていた一人のママと出会いました。
そこからスリングの抱き方と作り方の講座をし、日々改良も重ねてきました。
シンプルだからこそ、素材と使い方が大事なスリング。
説明書では伝えられない「しっくり感」「ここちよさ」「優しい気持ち」は、愛情を持って、そして、安全性への配慮を伝えて下さる指導者がいてこそ伝えられるものだと思います。
「ネット販売はしないのですか?」というお声もありましたが、対面での販売にこだわりました。
でもそれでは、京都の宇治のサロンに来ていただける人にしか販売できませんでした。
このたび、講師のみなさまより全国のお母さんの元へ、適切な指導とともに安心してお届けできるルートができたこと、大変うれしく思っております。
このスリングは、子育て中の地域のママたちが裁断から、縫製、ラッピングにいたるまで、子育て中のお母さんを中心に丁寧にひとつひとつ手作業でつくっております。
皆様の子育てを楽しく快適にしていかれるお手伝いができるように、これからも地域のママたちで協力してがんばります。
レッスンはどうしたら受けられるの?
上記の講師が開催する赤ちゃんの抱き方講座やベビーヨガの講習のときに、スリングの使い方を教えて欲しい旨、ご連絡下さい。先生によっては、クラスの後に、個別にスリングの使い方を教える時間を設けている場合もありますし、ご自宅に伺って個人レッスンをされている方もいらっしゃいます。
スリングを使いこなせるようになるかしら?
個人差がありますが、レッスンを受けて練習すればできるようになります。
スリングを使うとき、赤ちゃんの体をほぐしてあげる必要があったり、お母さんの体の使い方を見直すことが必要だったりすることもあります。
和服の着付けと同じで、それを身につける人の「ボディセンス」によるところが大きいのです。
赤ちゃんの発達をやさしくサポートするスリング、そして、お母さんへの負担を軽減し、授乳時にもスムーズに身につけることができて、慣れればとっても便利です。
成形タイプの抱っこ紐にはない、布のやわらかさ、しなやかさ、自然に手を添えることができるスリング。
赤ちゃんが寝てしまえば、そのまま包むようにして寝かせてあげることもできます。
お母さんや子どもの状態にあわせて微調整が可能なスリングをぜひ、育児に取り入れていってください。
スリングを購入することはできる?
一度も講習に参加したことのない方へのネットでの販売はしておりません。
講師に注文申し込みをしていただき、ご注文者様のご自宅宛にお送りすることができます。